各話あらすじ
**タイトル・予定内容は急遽変更になる場合があります。**第一環 「再廻再演プロローグ」
一時戻った日常の中、烏貝乙瓜は自ら再び姿を隠した。黒梅魔鬼はその姿を追い、妖界の果て・未踏の領域を目指す。
そしていよいよ野望実現の為に真の力を解き放つ【月喰】と、防御術式の再起動。
物語は再び廻る。
第二環 「環状返済リスタート」
現世に戻った乙瓜と魔鬼を待っていたのは、【月喰の影】の陰謀渦巻く日常の続き。そんな中一刻も早く火遠を復活させようと望む乙瓜は、裏図書室の司書・一ツ目ミ子に接触を試みる。
一方、嶽木の前には慈乃が現れて――
第三環 「宿命粛正サバイバル」
火遠との契約を手放した事で完全に失った護符の力。それを借り物の力ではなく自らの力として再び身に着ける事に思い至った乙瓜は、小鳥眞虚に師事を仰ぐ。
もののついでで始まった美術部の薄雪神域での修行の最中、六勾玉にある異変が起こり……?
第四環 「古都の総会、白の喪失」
修学旅行のタイミングに合わせ、【灯火】の名の下東西の妖怪達を京都に招集した丙は、どちら付かずで事の成り行きを見守っていた妖怪たちに対・【月喰の影】作戦への協力を要請しようとするも、【月喰の影】諜報隊の妨害を受ける。
【灯火】の思想より【月喰の影】寄りの意見を持つ者や粛清への恐れを抱く者たちが去る中、とある妖怪が協力を申し出て――
第五環 「逆転の希望は」
鬼の居ぬ間に襲撃された北中、攫われた異怨。波乱の末に終わりを迎えた修学旅行の後で、薄雪は美術部を再び己の神域へと招集する。
第六環 「愚か者だと笑えばいいさ」
薄雪の示した『希望』を実現する為、美術部は勾玉を手にする。けれども深世は終わるかもしれない今の世界を救う使命感と『来年』のその先へ向けて動き出す周囲とのギャップに悩まされ、
京都から同行した妖怪たちの一部も、なかなか勾玉を覚醒させない彼女に懐疑的な視線を向ける。
そんな中、遂に神域にまでも【月喰の影】の魔の手が伸び――
第七環 「転回禁止の分岐点に」
【月喰の影】強襲隊を辛うじて退けたものの、満身創痍の美術部たち。そんな状況下でで神域深部にある封じられた禁断の二つの退魔宝具の存在を知った深世は、皆を守るべくその封印を解き放とうとする。
待ち受ける過酷な道程に挑む深世と、彼女を見定めようとするほとり。
結末に向けて廻り続ける物語の中で、遂に彼が目を覚まし――
第八環 「嵐の前」
【月】との決戦を前にして、美術部の前に一時だけ訪れた静かな日常。もしかしたら無事では済まないかもしれない戦いの前夜、彼女たちは将来の夢について語り合う。
その未来を掴むために、避けては通れない戦い。
いよいよ決戦の夜が明ける。
第九環 「冥府霊道カタストロフ」
遂に現れた【月喰の影】精鋭大隊、迎え撃つ美術部らと【灯火】精鋭・協力妖怪。乱戦の中で大地は鳴動・崩壊し、遂に原初の姿の大霊道が顕現する。
消えゆく太陽と闇に染まりゆく空の下、この戦いの行く末は。
第十環 「エクストリーム」
発動した六勾玉と、空に飛び立つ美術部。明かされる曲月嘉乃の最後の秘密と発動する大霊道封印、その果てに美術部が見たものとは。
戦いの終わり、そして。
第十一環 「私たちの怪事を」
戻って来た日常。けれども北中で過ごす日々の終わりは刻一刻と近づいていた。中学生活の終わりに向けて、遊嬉はある提案をする。
第十二環 「廻る星のどこかで」
ついに迎える北中卒業式。それぞれの進路、別々の未来。いつか来ることは分かっていた。だけど、そんな日は来ないんじゃないかと思っていた。
別れと、その先。
物語は回り、廻り続ける。