古くから奇怪な話が言い伝えられるオカルトの町・古霊町こだままち
そんな町に育ったオカルト好きの集ってしまった古霊北中学校美術部では、
連日のよう怪談集会が開かれていた。

その集会が、北中の地に封印されているモノの封印を綻ばせるとも知らずに。

始まりの五月、美術部の烏貝カラスガイ乙瓜イツカ黒梅クロウメ魔鬼マキは、
火遠カノンと名乗る本物の妖怪に遭遇する。
火遠は怪談集会によって大霊道の封印が解けてしまったことを告げ、
責任を取ってそれを封じることを二人に命じる。

その封印方法は、校内で起こるオカルトな出来事を解決すること!

そして――