天乃あまの箏羅そら
主人公。御倉台学園高等部一年生。
自分と瓜二つの少女・奏雷と出会い、魔物との戦いに巻き込まれる。
ずっと自分の事を一般人だと思っていたが、実は天乃家は魔術の大家たいか
井柳院せいりゅういん奏雷そら
箏羅に瓜二つのもう一人の『そら』。素性に謎の多い不思議っ子。
出会ったその日という都合のよすぎるタイミングで箏羅の学校に転校してきた。
俗世間の事に微妙に疎く、素ともボケともつかぬ天然な行動が目立つ。
その正体は魔物から御倉台を守る魔術師であり、強力な雷の魔法の使い手。
三枝さえぐさ未弧斗みこと
箏羅の幼馴染。箏羅の所属するクラスの委員長を務めている。
だからと言って頭がいいのかと言うとそうでもなく、成績は箏羅とどっこいどっこい。どちらかといえばムードメーカー。
普段は箏羅・亜矢芽と共にゆるゆるだらだらと行動している。
お馬鹿な言動も多いけれど、友人やクラスメートの事はとても大事に思っている。
北川きたがわ亜矢芽あやめ
箏羅のクラスメートで友人の一人。大体いつも未弧斗と一緒にいる。
のほほんとした性格の割に存外抜け目ない。時々腹黒く、変な知識も結構ある。
実は先代理事長の孫娘。箏羅・未弧斗と違って頭はいい方。
さく
外界から隔離された神社(から繋がっている日本家屋)に住んでいる和装の少女で、奏雷の魔術の師匠。
強大な力を持っているらしいが、とある事情で神社周辺より外に出る事が出来ない。
魔物に関する秘密を知った箏羅に魔術の手解きをする。

その正体は不老不死の存在であり、過去幾度か世界の危機を救っているのだが、箏羅はその事を知らない。
瀬緒せお
神社に住んでいる朔の妹。巫女の恰好はただの趣味。
優しくしっかり者でちょっぴりお茶目。いつも箏羅の行動を先読みしたかのようにタイミングよく現れる。
彼女は朔と違って神社の外に出られるらしく、よく買い物に出かけている。
真護まもり
朔に仕える人外の青年。
神社周辺に異常が無いか日夜見回っているらしく、会えるかどうかはまちまち。
生真面目な性分故にアホっぽい奏雷の事を心底馬鹿にしている。
朔に魔術を習い始めたばかりの箏羅にもちょっぴり冷たいが、見下しているというよりは心配している様子も見られる。多分いい人。
夕月ゆうづき
朔の一味で、雪見桜の周辺に生息(?)している謎の物体。
名状し難いぬいぐるみのようなもの。性別は一応オス。
見かけの割に可愛げのない性格で、兄貴風を吹かせている。結構気さくでいい人。……人?
???
雪見桜の近くにたまに居る謎の男。
天乃あまの呉葉くれは
箏羅の母。
お気楽だけどちょっぴり心配性。
天乃あまの真珠しんじゅ
かつて世界を危機的状況から救った伝説の魔法使い。箏羅の従姉いとこ
現在は御倉台学園の養護教諭。日替わりで学園系列の各学校を行ったり来たりしている。